Q1. なかむら歯科医院の口腔外科では、具体的にどのような症状を診てもらえますか?
A1.幅広く拝見させていただきます。
当院には口腔外科医が非常勤で勤務しています。
HPのトップページ下部にあるカレンダーで出勤日をご確認ください。
歯や歯茎だけでなく、顎や口の周りの感染症、ケガ、できものなどを診断します。
親知らずの抜歯、顎関節症、粘液嚢胞などの各種嚢胞、過剰歯、などの治療もさせていただきます。
唾石、骨隆起、小帯異常、ドライマウスなどの治療は診察の上、近隣の病院歯科で加療していただくことになります。
歯の破折や外傷などは突然のことかと思うので、やはり病院歯科で診ていただくことになります。
Q2. 口腔外科を受診するようにと言われました。行かないといけませんか?
A2.はい。
ご自身のお身体に関わることですので、まずはよくお考えください。
通常の治療では対応が難しい場合や、痛みはなくても粘膜の細胞検査などを早めに行った方がよいと判断した場合に、口腔外科の受診をおすすめしています。
何かあってからでは困ると思います。
どうしても行きたくない場合は自己責任となります。
Q3. 口内炎がなかなか治りません。ただの口内炎ではなく、がんの可能性もありますか?
A3.ないとは言えません。
通常の口内炎は時間の経過や薬剤塗布で軽快します。
ただし、しばらくしても変わらない場合は要注意です。
舌がんや歯肉がん、頬粘膜のがんといった口腔の悪性腫瘍との鑑別が必要になります。
1~2か月しても治っていないできものや傷、腫れがある場合は、受診しましょう。
診断の結果必要とあれば病院の口腔外科で診査、診断を受けてもらうようにしています。
病院を受診する際には紹介状が必要となりますので、お書きします。
その上でご予約いただきます。
Q4. 白い口内炎のようなものがあります。放置しても大丈夫ですか?
A4.いいえ。
粘膜が白くなる白板症は、悪性化することもある前癌病変の一つです。
口内炎なら1〜2週間程度で自然に治癒します。
2週間を超えても治らない、徐々に大きくなる、痛みが少ないのに盛り上がっているといった場合は、口腔がんや白板症などの前癌病変の可能性も否定できません。
細胞検査などを行って状態を正確に把握する必要があります。
その上で切除する必要があるのか、経過観察でよいかどうかも含め、口腔外科のある病院歯科での精密な診査が必要です。
必ずしもすべてが悪性になるわけではありません。
検査の結果、経過観察のこともあります。
Q5. 唇や頬、舌にプクッとした水膨れができました。自然に治りますか?
A5.いいえ。
粘液嚢胞の可能性があります。
粘液嚢胞は唾液腺の異常などが原因でできる液体が詰まった袋状の良性病変です。
自然につぶれて一時的に治りますが再発を繰り返し、大きくなることも少なくありません。
根本的な改善には、原因となっている唾液腺を含めた切除手術を行うのが一般的です。
当院には口腔外科医が非常勤で勤務しております。
診査して粘液嚢胞であれば当院で摘出させていただきます。
数十分程度で終わる比較的簡単な処置ですので、繰り返しできてお困りの方は我慢せずご相談ください。
Q6. 歯の数が多い過剰歯があると指摘されました。抜いたほうがいいですか?
A6.はい。
過剰歯を放置すると、歯並びが乱れたり、正常な永久歯が生えてくるのを邪魔したり、他の歯の根を溶かしたり、過剰歯の周りに嚢胞ができたりするリスクがあります。
レントゲンやCTで診断し、適切な時期に抜歯を行うのが基本です。
なるべく放置しない方がよいでしょう。
周りの永久歯への影響やお子さんの負担、永久歯の発育タイミングを考慮すると、指摘されたらなるべく早めに口腔外科で相談された方がよいでしょう。
Q7. 子どもの舌の動きが悪いし、すきっ歯が気になります。小帯の異常ですか?
A7.そうかもしれません。
診てみないとわかりません。
舌の裏の筋が短い舌小帯強直症は、滑舌や哺乳や摂食に影響があります。
ハート舌と言って、舌を前に出すと舌先が凹みます。
上唇の筋が太い上唇小帯異常は前歯のすきっ歯や歯茎の引きつれに影響することがあります。
適切に成長すれば、成長と共に改善することもありますが、機能障害が見られる場合は小帯切除手術を行います。
発音や歯並びが気になる場合はご相談ください。
現在では全身麻酔をして治療しますので、病院口腔外科で治療します。
Q8.義歯を作るのに骨が出っ張っているので取り除いた方がよいと言われました。どうすればよいですか?
A8. 口腔外科をご紹介いたします。
歯茎の内側や上顎の中央に見られる硬い出っ張りは骨隆起と考えられます。
噛む力などの刺激により骨が過剰に発達したもので、腫瘍や悪性疾患ではありません。
基本的にそのままでも害はありません。
ただし、入れ歯を作る際に邪魔になる場合(義歯の浮き上がってしまう)や、食事や発音に支障をきたしている場合は、病院歯科口腔外科で骨を削り取る手術を行います。
不安な方は一度診断を受けましょう。
治療は不要と診断されることもあります。
Q9.奥歯の神経の治療中・治療後なのに、急に顔が腫れて痛くなってきました。なぜですか?
A9.炎症反応のためです。
歯の根の先や歯の周囲から細菌が侵入し、炎症を起こして顔が腫れることがあります。
根管治療の途中でこうした症状が出ることもよくあります。
歯茎や顔が大きく腫れて痛む場合、内部に膿が溜まり圧力がかかっているので、局所麻酔をしてから歯茎を切開します。
そうすると膿が外に出るので内圧が下がり、激しい痛みが大幅に和らぎます。
切開後は抗生剤を服用し、感染の元となった歯の治療を後日進めて、根本原因を改善していきます。
Q10.口の中や粘膜がカラカラに乾く、唾液が出ません。どうすればよいですか?
A10.まずは受診ください。
唾液分泌量が低下するドライマウスは、加齢、ストレス、薬の副作用、シェーグレン症候群などが原因で起こります。
放置すると口臭や虫歯、歯周病の悪化、ピリピリとした痛みに繋がります。
口腔外科では唾液分泌量の検査や原因の特定を行い、保湿ジェルや洗口液の処方、人工唾液や内服薬の投与、生活指導などで症状を緩和させます。
つらい乾きを感じたらご相談ください。
一般歯科で対応が難しい場合、病院歯科口腔外科へご紹介状をお書きします。
Q11.顎の下や耳の下あたりが腫れて痛む、食事をすると痛みが強くなります。どうすればよいですか?
A11.まずは受診ください。
食事の際や直後に顎の下が急に腫れて痛み、しばらくすると引く場合、唾石症(唾液を排出する管に石が詰まる病気)や唾液腺炎が疑われます。
石が詰まることで唾液の流れが止まり、管が膨らんで痛みが生じます。
お口の尿管結石みたいな感じです。
自然に排出されることもありますが、感染を起こして化膿する前に口腔外科を受診することをお勧めします。
レントゲンや超音波検査で確認し、摘出手術などの適切な処置を行います。
Q12.口腔外科で精密検査や手術が必要になった場合、連携していますか?
A12.はい。
院内での対応が難しい高度な処置や精密検査が必要と判断した場合、当院では宇治徳洲会病院、京都岡本記念病院、宇治武田病院の歯科口腔外科を受診していただきます。
紹介状をご用意します。
ご予約はご自身で取っていただき、受診していただきます。
その他京都医療センター、京都府立医科大学付属病院、京都大学医学部付属病院の歯科口腔外科とも連携していますが、受診には少し時間を要します。
安心ください。
Q13.根の先端近くのおできを外科的に取ることは出来ますか?
A13.はい。
歯の神経を抜いてある歯の歯茎にニキビのようなおできができた際、根管治療を行います。
通常の根管治療で治らない場合、外科的に歯茎を切開して膿を出して、感染源である根の先端を直接取り除きます。
(これを歯根端切除術と言います)
抜歯を回避してご自身の歯を残すための有効な手段です。
しっかりした補綴物(被せ物)が入っていてそれを外すことができないと通常の根管治療が出来ません。
そのような場合は根尖端切除術する他ありません。
Q14. 親知らずの抜歯は、普通の歯医者ではなく口腔外科で抜くべきですか?
A14.状況によります。
親知らずの根が神経に近接している場合や、骨と癒着している場合、根が複雑に曲がっている難抜歯の場合は、神経損傷などのリスクを避けるため口腔外科での治療が推奨されます。
当院では、口腔外科医が非常勤ですが勤務していますので比較的難易度の高い親知らずの抜歯にも対応しています。
ただし術後の腫れや痛みに対して点滴が必要、あるいは神経損傷のリスクが高いと診断した場合は病院歯科で抜歯された方が良いでしょう。
またご心配なら病院歯科の受診をお勧めします。



