電話する

地図

問い合わせ

メニュー
   ■■ 診療時間変更のご案内 ■■    
2024年4月1日から診療時間変更になります。

  【平日】
9:00〜12:30 / 14:00〜18:00
【土曜日】
9:00〜13:00 / 14:00〜17:00

木曜日は休診日になります。
ヘッダーオファー

虫歯治療

今ある歯を大切に、歯を残す治療を行います

虫歯が進行するほど、治療の回数は増えます。小さな虫歯であれば1回で治療終了となります。しかし、虫歯が大きく、詰め物を技工所で作成する必要があると、治療回数が増えます。更に虫歯が進行し、根管治療(神経治療)が必要になると治療回数が更に必要になってきます。虫歯は早めに治療することが治療の回数を減らす近道です。気になること(歯が黒い、しみる等)があれば歯科医院を受診して下さい。

虫歯の原因

虫歯とは、歯の表面や歯と歯の間に付着するプラーク(歯垢)から作り出される、ミュータンス菌によって歯が溶かされる病気のことです。
ミュータンス菌はアメやチョコレートなどのお菓子に含まれる砂糖が口の中に入ってくると活発に働き、より一層歯垢が生成され虫歯が悪化していきます。
歯垢はうがいだけでは洗口液を使っても落ちず、歯ブラシや歯間ブラシを用いなければきれいに落とすことができません。

滲みるとか、物が詰まるなど症状がひどくなれば歯を削らなければならない場合もあります。
しかし、できれば自分の歯は削るような治療はしたくないですよね?
虫歯を悪化させないためには、歯磨きをしっかり行うなどお口の中の衛生管理を行い虫歯や歯周病が進行しにくい環境を整えることが大切です。
進行してしまったところは最小限の治療を行なっていきます。

虫歯の進行度について

虫歯は通常、進行状況によってC0~C4の段階に分類されます。
一般的な虫歯治療の流れは、以下の通りになります。

C0(脱灰)

超音波スケーラー

初期虫歯の治療期間まずは歯に穴や痛みなどがなく、再石灰化(虫歯の自然治癒)がまだ期待できます。 治療期間初期のころの虫歯の治療にかかるのは0日です。初期のころは治療が行われないことがほとんどで、歯を削らず、経過観察となります。虫歯とは言えまだ歯に穴も空いておらず、痛みも感じません。その後の再石灰化により虫歯が治る可能性もあるので、治療を行わず定期的なチェックを実施します。 特徴・症状初期のころの虫歯には自覚症状がありません。しかし歯のツヤがなくなり、茶色・黒色へと歯が変色します。場合によっては白く濁ったように見えることもあるでしょう。自覚症状がないため、多くの場合、定期検診で発見されます。

C1(歯の表面の浅い虫歯)

超音波スケーラー

エナメル質の虫歯の治療期間次に初期から1段階進行した、エナメル質に広がった虫歯になります。 治療期間エナメル質に広がった虫歯の治療期間は約1日です。治療では歯を削り、コンポジットレジンと呼ばれるプラスチックの詰め物をする方法が採用されます。もしくは状態により、歯を削らず経過観察とすることもあります。 特徴・症状歯の表面をおおっているエナメル質が虫歯菌により溶かされ、虫歯が広がっていることが特徴です。歯には小さな穴や溝ができ、灰色や薄茶色に見えるようになります。しかしまだ痛みはなく、治療の痛みも最小限に抑えられます。 

審美治療ページはこちら

C2(歯の中のやや深い虫歯)

超音波スケーラー

象牙質の虫歯の治療期間続いてはエナメル質に広がった虫歯からさらに進行した、象牙質の虫歯です。 治療期間象牙質に及んだ虫歯の治療にかかる期間は約1週間です。歯を削り被せ物の型取りをして、完成した被せ物をセットする治療が行われます。そのため1週間で2回の通院となることがほとんどですが、コンポジットレジン修復なら1回の治療で完了します。 特徴・症状症状として痛みを感じるようになります。甘いものや冷たいものがしみたり、虫歯の穴に食べ物が詰まりやすくなったりすることもあるでしょう。象牙質はやわらかいため、エナメル質の虫歯までより進行が早くなります。

審美治療ページはこちら

C3(神経まで進行した深い虫歯)

超音波スケーラー

神経まで達した虫歯の治療期間それでは神経に及んだ虫歯になります。虫歯が神経まで達すると、治療期間も長引きます。 治療期間神経もむしばんでいる虫歯は部位にもよりますが、約1~2か月の治療となります。炎症がひどい場合には神経を抜く「根管治療」を行わなければなりません。根管治療では治療に3~6回、被せ物などの調整にも通院が必要となる可能性があるため治療にかかる期間が長くかかります。 特徴・症状虫歯が神経にまで及ぶと、激しい痛みをともなうようになります。歯には大きな穴ができるため、見た目で虫歯だとわかるほどです。常にズキズキとした痛みが感じられ、虫歯による口臭が強くなることもあります。

根管治療ページはこちら

C4(歯の根まで進行した虫歯)

超音波スケーラー

虫歯でほとんど歯が無くなってしまった状態 治療期間奥まで進行した虫歯の治療は部位にもよりますが、おおむね約2~3か月です。抜歯をしてブリッジや入れ歯、インプラントにしていきます。いずれにしても抜いた場所がしっかり骨になってから治療にとりかかりますから治療完了まで時間はかかります。 特徴・症状虫歯が根幹(歯の根元)まで及ぶと、見える部分の歯がなくなります。神経に及んだ虫歯と同等のズキズキとした痛みや口臭が感じられますが、症状が悪化して神経がダメになってしまうと逆に痛みが薄れていきます。

インプラントページはこちら
入れ歯ページはこちら
審美治療ページはこちら

なるべく痛くない虫歯治療

麻酔液を体温程度に温める

歯科治療に使用する麻酔薬は骨の中のにある神経に作用し歯の感覚を麻痺させることで治療の痛みを抑えることができますが、注射前に麻酔液を人の体温程度に温めると注射する際の痛みを軽減できます。

細い注射針を使用する

注射針を細い針にすると皮膚にあたる面積が少なくなることで痛みを感じにくくなります。当院では歯科治療機器の中でも最も細い針を使用してゆっくりと薬剤を注入することで、麻酔の際の痛みを極力抑えています。

一般的な虫歯の治療の流れ

  • 1.治療を行う歯の周囲に局部麻酔を行う
  • 2.麻酔が十分に効いたら、歯を削って細菌に侵された歯を除去する
  • 3.詰め物を入れる(型を採って金属を入れる場合もあります。)

根管治療による徹底した虫歯治療

手用スケーラー

根管治療の前に虫歯が神経まで進行してしまった場合、歯の神経治療を行います。広い意味で虫歯治療と言えます。

歯の内部にある神経や血管が集まった部分を歯髄と呼びますが、虫歯が歯髄(神経)に進行していた場合、根管内の歯髄を取り除いて患部を消毒し、薬を詰めて再度細菌が入らないよう詰め物と被せ物を施します。このような治療を根管治療と呼びます。「神経を抜く」のがこの治療にあたります

歯髄まで進行してしまった虫歯はそのままにしておくと周辺にも細菌が広がっていき、患部が痛み歯茎の腫れが出てきます。抜歯をする可能性があるため早い段階での治療を受けるようにしてください。

ですが、根管治療は虫歯治療において患者様ご自身の歯を残すための最終手段となります。そのような状態になる前に予防や治療をすることがなによりも大切になります。

根管治療の流れ

  • 1虫歯が進行した部分を取り除き歯髄腔まで穴を空けます。
  • 2.やすり状の器具(ファイル)を使用し、虫歯が進行した歯髄を取り除きます。根管の形状はまっすぐ伸びているわけではなく、その形状も本数も太さも患者さんそれぞれで異なるため、歯髄の除去には時間がかかります。
  • 3.歯髄を除去した穴の中を薬剤で消毒し、歯髄腔と根管に隙間なく充填物を詰めて雑菌が入らないよう処置します。
  • 4.患部に設置した土台に金属やセラミック製の被せ物を装着することで、歯の機能を保ちます。
  • 根管治療の流れ
  • 根管治療の流れ
  • 根管治療の流れ
  • 根管治療の流れ
  • 根管治療の流れ
  • 根管治療の流れ

虫歯の治療期間を短くするには虫歯は痛みがなくても状態により、治療に1か月ほどかかることもあります。しかし次の2つのポイントを意識していただければ、治療にかかる期間を短くできるので参考にしてください。

1. なるべく早く歯医者に受診するまずは虫歯を発見したら、なるべく早く歯医者を受診することです。解説してきたように、虫歯は症状が進むにつれ治療も長くなります。早期発見なら1日の治療で終わることもあるので、早めに歯医者を受診してください。

2. 定期的に検診にてクリーニングを行う虫歯の治療を短くするには定期的に健診を受け、クリーニングを行うことも大切です。クリーニングを行えば虫歯の発生率は下がります。また定期的に健診を受ければ、虫歯の早期発見も可能です。

虫歯から歯を守るために

虫歯は治療が終了した後も再発する場合があります。
それを未然に防ぐためにも治療後は特にお口の健康管理を忘れずに行いましょう。

再発予防には、歯科医院での定期健診を行うのが重要です。
当院では、治療した歯や歯茎の状態のメンテナンスやお口全体のクリーニングを行い患者様の口内環境を虫歯や歯周病になりにくい環境に整えるお手伝いをしています。

また歯科医院での定期健診だけではなく、健康で綺麗な歯を維持するためにも患者様ご自身が行う口腔内環境のケアが非常に大切です。

歯科医院とご自宅での日々の健康管理を通して、お口の中を清潔に保つ意識を身につけましょう。

※虫歯治療は保険診療の対象です。ただし神経を残すための薬剤には一部保険対象外のものがあります。適応症の場合、承諾の有無を必ずお聞きし、使用の是非を決めていただきます。白い詰め物、被せ物は保険対象外の部位がありますのでご承知おきください。

神経を残すために

当院では極力神経治療にならないように、神経保護する材料を用いるようにしています。(ズキズキしていたり、熱いものが滲みるような虫歯には適応外です。)
加齢とともに人の神経は少しずつ縮小していきます。歯がすり減り外部からの刺激を受けやすくなるので、防御反応として外との距離を取ろうとするのです。
神経にマイルドな刺激、すなわち虫歯のところに薬を置くことで歯の神経に防御反応を起こさせるのです。3ヶ月から半年くらいを目安に虫歯の除去と薬の交換を行います。痛みがなく、虫歯をすべて取り切っても神経が出ないとなったら最終的な詰め物をしていきます。分ける回数は虫歯の大きさにより異なります。トータル1年以上かかることもあります。時間はかかりますが神経を取らずに済むのであればこの治療を行う価値はあるかと思います。ただし途中で痛みや不快症状が出たならやむを得ず神経処置となります。
処置回数により費用は異なります。(1つの虫歯一回5,000円 一本の歯でも2つの虫歯ということもありえます)

  • 【術前写真】
    一気に虫歯を取ると神経まで出る虫歯です。

  • 【術後写真】
    左の詰め物の下にうっすら白い帯がありますが、そこが新しくできた象牙質になります。

よくある質問集

虫歯を治したのに滲みることはありますか?(痛むことはありますか)

虫歯を取り切ると神経と詰め物が近接し、刺激が伝わりやすくなります。特に金属の場合は熱伝導率が高いので滲みやすいです。
また神経のバイタリティには個人差があり滲みやすい方、滲みにくい方があります。虫歯が大きい場合は神経を保護する材料を詰めてから処置します。
症状は一過性であることが多く、3~6か月くらい様子をみてもらえるとよいかと思います。しかし長い時間滲みて日常生活に支障をきたすようなら神経処置を考えた方がよいです。。

今まで痛みはなかったのに治療したら痛くなりました。そんなことはあるのですか?

歯の一番外側のエナメル質より内側の象牙質の方が虫歯の進行は早いです。エナメル質が欠けてしまうと刺激が伝わりやすく神経が痛みを感知しますが、欠けずにいると刺激をある程度遮断するので痛みは出にくいのです。
治療では虫歯を取り切りますから神経までの距離が短くなることや材料の刺激などで痛みが出ることがあります。

神経治療して神経はないのに痛みは出るのですか?

神経がなくても虫歯になることがあります。虫歯菌がそこから歯の根に入っていって炎症を起こすことがあります。
その場合は再度根の中の治療(根管治療を行います。)また噛み合わせなどの問題で歯の根にひびが入ったり割れたりして痛みが出ることもあります。
歯が割れてしまっていたら抜歯になります。

神経治療に回数がかかるのはどうしてですか?

神経の収まっている歯の根の直径は尖端で0.2㎜程です。そこに固形のお薬を入れるため直径を大きくするのですが、途中や先で曲がっていたりすると繊細に材料を用いないと形がいびつになります。
また根の数も前歯と奥歯で違います。奥歯は一つの歯で4本ある場合もありますから、前歯4本分の治療していることになります。
治療期間が長くならないよう努めていますが、ご容赦ください。

ズキズキして痛みのある大きな虫歯ですが、神経残せますか?

一過性の冷水痛程度であれば、大きな虫歯でも神経を残せる可能性は高いです。
痛みがしばらく続いたり、温水痛、ズキズキしている拍動痛などの症状がある場合、神経の保存処置をしても痛みが引かないことが多く、神経処置する方がよいでしょう。

歯にとても白いところがありますが、虫歯ですか?

周りに比べ白すぎる部分は白濁と言います。歯の結晶が歪んでいる状態で虫歯になっている可能性が高いです。稀にその状態で均衡を保って虫歯にならない状態になっている場合もあります。
その場合は経過観察していきます。白濁を周囲と同じ色に戻すことは基本的にできません。
白濁を解消する新しい薬材も登場しつつありますが、保険外治療になります。

診療スケジュール

当院へのお電話からの問い合わせは0774-41-3461へ

診療時間
9:00〜13:00
15:00〜19:00
▲※
▲※
●※
/
日・祝
/
/
休診日 / 土曜午後・日・祝日
●※ 土曜日 8:00-13:00
▲※ 休日ある週は木曜日午前午後診療します。
お問い合わせはこちら
なかむら歯科医院
画像のタイトル
フッターオファー
© なかむら歯科医院