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根管治療で歯が痛むのはなぜ?

2026年4月9日

根管治療で痛みが出ることもよくあることです

根管治療を受けた後に痛みや腫れが出ることがあることは残念ですけれど、よくあることです。根管治療は、歯髄(歯の神経のこと)や感染している歯質を取り除き、根の先まで綺麗に掃除し根管内を無菌状態に保持する治療です。半永久的に変化のない固形の材料を根管内に満たします。その上で被せ物や詰め物をしていくのです。歯の神経が失われても虫歯に感染します。根管治療が済んでいても虫歯になると、その虫歯の部位をきっかけにして再度感染し、歯の根の付け根当たりに膿が溜まることがあります。

根管治療を行うときのリスク

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根管治療は、根の中の歯髄や感染歯質を取り除き、治療後に充填する固形の材料が入るだけの直径に拡げなければなりません。歯の種類、根の種類によってその大きさの目安はバラバラです。根管治療を行うのにファイルという、簡単に言えばキリとカンナを一つにしたような見た目は針のような器具を使用して感染源を除去しつつ直径を拡げていきます。最近ではNi-Ti(ニッケルチタン)のファイルと専用の器具を用いて根管内を拡げることが多いのですが、根尖付近は微妙に曲がっているので(その上細いので)細い根尖部分は今でも手指を用いて感染源の除去、拡大を行うことがほとんどです。

根管治療すると炎症反応が起きることもあります

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通法に従い治療を行っても、物理的に根管を大きくしたり感染源を取り除いたりすることが、根尖部に刺激を与えることになるので、炎症が起こることがあります。治療が終わるまで、全く痛んだり腫れたりすることのない方もあれば、痛みや腫れの出ない方も多くいらっしゃいます。炎症は異物を排除する免疫反応です。身体が異物を認識すると、そこへ免疫細胞を送り込みます。血液に乗せてどんどん送り込むので、ズキズキします。異物と免疫細胞が戦って、双方共倒れになった残骸が膿みです。その膿が溜まっていくと腫れます。溜まった膿が自然に出ることもあれば、切開すればすぐ出る時もあります。深部に膿が溜まっていたら切開しても効果がそれほどないですし、抗菌剤の投与で腫れが引く場合もあります。

痛みや腫れへの対処は

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軽度の痛みであれば鎮痛剤(ロキソニンやバファリン、カロナールなど)を使用します。根の付け根当たりに腫れやズキズキ感があれば鎮痛剤に加えて抗生物質(ペニシリンなど)を使用することがあります。また根管内に膿が溜まっていることもあるので、仮詰めを取って根管内から排膿させることもあります。(必ず出るわけではありません。)先ほど述べたように歯茎の直下に膿を感じ取れるようであれば切開します。根管治療で根の先に炎症が起こると、歯が浮いたようになるので噛み合わせると痛みます。噛んで痛い場合は咬み合わせの負担を減らすために歯の高さを削って当たらないようにします。

痛みや腫れはいつまで続くの?

切開できるようであれば、溜まっていた膿が急激に少なくなりますから、多少の腫れや痛みは残りますが、グッとなくなります。仮詰めを取って根管内から膿が出てくれたら、やはり同じように痛みや腫れはグッと減ります。それ以外の場合、抗菌剤が効くまでしばらく痛みや腫れは続きます。1日くらいかかって服用した抗菌剤が効いてきます。人により炎症が引いてくる期間は異なります。炎症が起きやすい人、起きにくい人がいるような気がします。軽度な痛みや違和感なら1〜3日程度で自然におさまることが多いので、しばらく様子を見てもよいでしょう。

神経治療が済んでいる歯も炎症は起こる可能性があります

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神経治療が終わっていても、虫歯による感染が起きてしまうと、根の先が膿んでしまいます。神経治療が終わっている歯は、大抵被せ物や詰め物がしてあります。元の歯の形に戻すために土台を入れてあることがほとんどです。神経治療の途中でなくても痛みや腫れが出ることもよくあります。先ほど仮詰めしてある場合は外して根管から排膿するか診ていくと述べましたが、被せ物や土台が入っている場合、すぐに撤去することはできません。緊急に来院されても撤去する診療時間を確保することができないことがほとんどです。そのような場合は投薬や噛み合わせの調整などの対応になります。金属の土台が入っていると、それを撤去するだけで数回かかることもあります。金属の撤去はとても大変なのです。

神経のある歯も、虫歯でなくて神経がダメになることがある

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神経のある歯で詰め物や被せ物がしてある歯、何の治療もしてないが噛み締めですり減っている歯、は虫歯でなくても神経がダメになって、痛んだり腫れたりすることがあります。虫歯が大きかったり、元の歯を大きく削って被せたりすると、削った分だけ外界と神経までの距離が短くなります。短くなった分歯の神経は刺激を受けやすくなり、そのせいでだんだんダメージを受けて神経がダメになってしまうことがあります。これも個人差があります。神経がダメになってしまうと腐敗して膿ができます。その膿は少しづつ増えて、出口がないので腫れや痛みが発生します。噛みしめが強くて歯がすり減っても神経までの距離が短くなりますから同じことが起こります。噛みしめが強いことで歯にヒビが入って、そこから神経に刺激が慢性的に加わり神経がダメになることも比較的多いです。噛み締めのきつい方は、歯ぎしり用のマウスピースを使って予防されることをお勧めします。

神経は取ってあるはずなのに治療中に痛むのは何故?

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まれに、神経を取ったあとも周囲の神経組織が敏感になり、神経痛のような痛みが残るケースがあります。触るたびにチクチクするとかです。また神経治療することで根の中に血の塊、かさぶたのようなものが出来てそれを触るので痛むことがあります。かさぶたであれば取ることができますが、神経組織の過敏さを取ることはとても難しいことです。通法に従った根管治療でも起こる副作用であることをご理解いただく他ありません。根の中に最終的な半永久的な材料を充填するのに、根管の直径を大きくする必要があります。細い根管を大きく拡大するのですが、押し拡げることによる痛みも出ることがあります。この場合は少しづつ大きくすることで対応します。

ご自身で痛みを悪化させないために何ができるか

根管治療を行うと数日痛みが出ることがあります。少しづつ軽減されることが多いのですが、先程来述べてきたように痛みや腫れが出ることもあります。感染源を取り除き根の中を綺麗な状態で密封するためなのですが、機械的な刺激を与えることが炎症を起こしてしまうことと表裏一体なのです。治療後はなるべく治療部位で硬いものを噛むことは控えてください。もし痛みが出たら指示通りに出されている薬を服用してください。我慢する必要はありません。適切なタイミングで薬を使い、症状が続くなら連絡をしてください。

痛みがどうしても取れない場合は

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そのような場合、服薬ではなく点滴で血中の抗菌剤の濃度を迅速に高くして、炎症を抑えます。一般的には病院にある歯科口腔外科で処置してもらいます。ご紹介状を用意しますのでご持参いただき受診していただきます。炎症がきつい場合は痛みが治まってから根管治療を再度行いますが、予後が不良の場合もありその場合は抜歯になります。抜歯は避けたいところですが、永続性が見込めない場合はやむを得ません。治療を始めるきっかけは虫歯と噛み締めです。虫歯にならない、噛み締めないようにする、夜間歯ぎしり用のマウスピースを装着する、これが神経を取らないための条件になると言えそうです。

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