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親知らずは必ず抜かないといけない、わけではありません。

2026年3月5日

親知らずはトラブルを起こしやすい歯ですが、必ずしも抜く必要はありません。

基本的な考え方は、状況によって抜いた方がよい場合と、そのまま様子を見てもよい場合がある、です。

「今問題があるか」

「将来問題を起こす可能性が高いか」

をレントゲンで確認し、判断します。抜歯に関しては、20代前半までに抜いた方が治りやすく、40歳以降になるとリスク(神経や骨の影響)が高まります。

抜いた方がよいケース

宇治市 歯医者 8 なかむら歯科医院

横向きや斜めに生えている

→ 手前の歯(第二大臼歯)を圧迫し、虫歯や歯周病を起こしやすい。

歯ぐきがかぶさっている

→ 細菌が溜まりやすく、腫れや痛み(智歯周囲炎)を繰り返す。

十分なスペースがなく半分だけ生えている

→ 清掃が困難で虫歯・炎症のリスク大。

矯正治療や噛み合わせに悪影響を与えている

嚢胞(袋状の病変 のうほう)を作っている

抜かなくてもよいケース

まっすぐに生えていて正常に噛んでいる

完全に骨や歯ぐきの中に埋まっていて、トラブルが出ていない

年齢や全身疾患の関係で抜歯リスクが大きい場合

定期的にチェックしても変化がない場合

智歯周囲炎(ちししゅういえん)とは?

宇治市 歯医者 swelling なかむら歯科医院

親知らず(智歯)の周囲の歯ぐきに炎症が起こる病気のことです。親知らずが少しとか、あるいは半分顔を出している場合に起こりやすいです。親知らずの一部が歯ぐきに埋まったままでいると、その隙間に 食べかすや細菌が溜まりやすいのです。奥にあるので、歯ブラシが届きづらいのに加え、清掃しづらいのです。細菌が繁殖し、歯ぐきに感染すると炎症が起こします。

主な症状

親知らずの周りの 歯ぐきが腫れる

ズキズキ痛む(特に噛むとき)

口が開きにくくなる(開口障害)

膿が出る、口臭がする

重症になると 発熱やリンパ節の腫れ が出ることもある

治療

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抗菌薬で炎症を抑える

歯ぐきの消毒をうがい薬で洗浄います。

(鎮痛薬も服用しますが炎症を抑えるのではなく、一時的に痛みをおさえるものです。)

根本的には炎症が治まった後、磨きにくいので手前の歯まで虫歯・歯周病になりやすいので親知らずを抜歯することが多いです。放置すると腫れや痛みを何度も繰り返したり、重症化すると顎の骨や頸部にまで炎症が広がることもあります。痛みが治まると抜歯せずにおいておく方もいらっしゃいます。ただ再発を繰り返すようなら抜歯することをお勧めします。

親知らずが腫れるとなぜ口が開きにくくなるのでしょうか

それは炎症が顎を動かす筋肉に波及するからです。下の親知らずの周囲には、咀嚼に関わる内側翼突筋(ないそくよくとつきん)という筋肉があります。この筋肉は、顎を閉じる動きを担当しています。親知らずの周囲に炎症(腫れ)が起こると、内側翼突筋やその周囲の組織に炎症が波及して筋肉がこわばって口が開かなくなるのです。

親知らずの炎症で顎の下が腫れるのは解剖学的な理由があるからです。

下の親知らず(特に下顎の智歯)は、歯ぐきの奥深く にあり、その周囲の感染は骨の内側や筋肉の間 の隙間に広がりやすいのです。炎症や膿は重力に従って下方へ流れやすいため、顎の下(顎下部)に腫れが出てきます。炎症を感知すると、免疫細胞が顎下リンパ節に集まりが細菌や炎症物質を処理しようとします。このリンパ節が腫れて、顎の下がゴリゴリとしたしこりのように膨れることがあります。最初は親知らずの周囲の腫れにとどまりますが、炎症が進行すると顎下間隙や舌下間隙 に炎症が広がり、更に炎症が進むと顔全体や首にまで波及し(蜂窩織炎)、重症例では呼吸に影響することもあります。その結果、顎の下が パンパンに腫れたり、触れると 痛みが強い・しこりを感じる、飲み込みにくいなどの症状が出ます。発熱や倦怠感を伴う場合は要注意

嚢胞とは何か

親知らずを放置すると、まれに嚢胞ができることがあります。親知らずが完全に生えず、歯ぐきや骨の中に埋まったままの状態では、歯の周囲に歯嚢(しのう)と呼ばれる袋状の組織が残っています。これが細胞の働きによって徐々に膨らみ、歯冠周囲嚢胞(濾胞性嚢胞) になることがあります。細菌感染や炎症が加わると、嚢胞がさらに大きくなることもあります。親知らずを持つ人の中で 1~2%程度に嚢胞が見られると報告されています。それほど頻度は高くありませんが、見逃すと大きくなることがあります。

症状と処置法

初期は無症状のことが多く、レントゲンで偶然見つかることもあります。進行すると顎の骨が膨らんできたり(しこりのように触れる)、隣の歯を押して歯並びが乱れたり、神経を圧迫してしびれが出ることもあります。感染すると腫れや痛みが出ることもあります。処置としては、パノラマレントゲンやCTで確認し、小さい場合は親知らずの抜歯と一緒に嚢胞も取り除きます。大きいと骨が大きく欠ける恐れもありますからある場合、嚢胞開窓術を行うこともあります。

親知らずは、なぜ噛み合わせに様々な悪影響を及ぼすのか。

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親知らずが噛み合わせに影響する主な理由は横向き、斜めに生えるからです。最近の日本人は顎が小さく、親知らずの生えるスペースが足りません。その結果、横向きや斜めに生えて手前の歯を押すことがあり、歯並び全体を乱している可能性が高いのです。特に下顎の親知らずは、前方の歯をじわじわ押して、前歯のガタガタ(叢生) を悪化させることがあります。噛み合わせがズレることもありますからですから顎関節症・肩こり・頭痛の原因になることもあります。親知らずを残したまま矯正治療を行って歯並びを整えても、親知らずが残っていると、親知らずの押す力で前歯が再び乱れることがあります。矯正治療を行う前に親知らずを抜歯するのはこのためです。手前の第二大臼歯との間に食べかすや細菌が溜まりやすく、虫歯や歯周病になりやすいので第二大臼歯を失うリスクが高くなります。つまり抜歯につながります。

なぜ年齢が高くなると抜きにくくなるのでしょうか。

若い頃の骨は柔軟性があり歯槽骨もしなやかなのですが、年齢が上がると骨が硬くなり歯が骨にしっかりひっついていて抜きにくいのです。抜歯するために骨を削ることも行うのですが、削合する量が増え処置時間も長くなりがちです。難抜歯になります。骨や歯ぐきの治癒能力は若いほど高いのですが、年齢が高くなると抜歯後の腫れや痛みが強くなり、治りが遅い傾向にあります。また感染のリスクも上がります。下の親知らずのすぐ下には下歯槽神経や舌神経という神経が走っています。また親知らずの歯の根が曲がっていたり、根の形が複雑だったりしますから、元々抜歯自体難しいことが多いです。そのため、リスクがあると口腔外科での抜歯を勧めることが多いです。

親知らずを抜かなくてもよいのは

  1. 正しく生えていて、噛み合わせに参加している場合

親知らずがまっすぐに生えて、清掃も可能で、虫歯や歯周病のリスクが低く、上下の親知らず同士がしっかり噛み合っている場合は経過観察を私は行います。

  1. 完全に骨や歯ぐきに埋まっている場合(完全埋伏智歯)

完全に骨の中や歯ぐきの中に隠れており、口腔内に露出していない。

嚢胞なかったり、隣接歯への悪影響が見られず将来的にトラブルのリスクが低いと判断した場合。定期的なレントゲンチェックを行っていかなければなりません。

  1. 高齢でリスクが大きい場合宇治市 歯医者 lostなかむら歯科医院

年齢が高く、抜歯による合併症(感染、神経麻痺、治癒不全など)全身疾患(糖尿病、心疾患、骨粗鬆症の薬による影響など)があって、抜歯の危険が大きいと抜かずに経過観察します。症状があって抜歯が望ましい場合は口腔外科で判断していただきます。

臨機応変に対応する

でも基本的に若い頃に親知らずを抜歯しておく方がよいかと、個人的には思っています。

親知らずの治療

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