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保険診療で詰め物や被せ物がしてある場合、何年かおきにやり直した方がよいのか?

2026年2月5日

保険の詰め物や被せ物は消耗品、が基本的な考え

宇治市 歯医者 2nd caries なかむら歯科医院

治療に使っている材質やお口の環境によって耐久年数は異なり、永遠に使えるものではありません。しかし、年数だけを理由に定期的にやり直す必要はありません。

・虫歯の再発

・劣化

・適合の不良

・見た目の問題

などの理由があるときに、やり直すことになります。

保険診療の材料の平均的な寿命は

個人差がありますので、あくまで目安として記載します。個人差というのは、唾液の性状、噛む力、嗜好品、歯の大きさ、材質の厚さ、などいろいろあります。

銀歯(インレー・クラウン)は5~7年程度

コンポジットレジン(白いプラスチックの詰め物)は3~5年程度

硬質レジン前装冠(舌側が金属、表側は白い材質)は7~8年程度

実際には10年以上持つ場合もあれば、数年で二次カリエス(詰め物や被せ物の下の虫歯のこと)になることもあります。材質の問題に加え、適切なブラッシングができているか、歯間ブラシなどの補助的清掃具を使用しているか、歯並びに問題なく歯垢が除去しやすい環境か、親知らずが斜めに生えていて一番奥が磨きにくくないか、などの条件が加わってきます。

やり直しを考えるタイミングは?

宇治市 歯医者 caries なかむら歯科医院

詰め物・被せ物と歯の間に隙間や段差、黒ずみが見られる

しみる・痛むなどの症状が出てきた

詰め物が欠けた、取れた

レントゲンで二次カリエスや歯根の異常が確認された

見た目の劣化が気になる

自覚症状があればわかりやすいですが、ない場合もあります。定期検診でチェックを受けておけばリスクが軽減します。特に保険の銀歯やレジンは劣化や二次カリエスのリスクがあるので、3〜6か月ごとのメンテナンスで状態を確認するのが安心です。

なぜ保険の銀歯やレジンは二次カリエスのリスクがあるのか?

銀歯(金銀パラジウム合金)の場合

主成分が銀と銅という材質の問題があります。口腔内は湿気の多い状態です。これらの金属は腐食(錆びてくる)しやすいのです。錆びてくると隙間ができてきます。またセメントで歯と材料を接着というよりはめ込んで固定しているのですが、そのセメントが経年的に溶解し劣化します。さらに隙間が生じる状態になります。その結果隙間から細菌や唾液が侵入し、二次カリエスが起きてしまうのです。

レジン(コンポジットレジン)の場合

白い詰め物のことをレジンと言います。簡単に言うと、吸水性のあるプラスチックです。そのため水分や着色を吸い込み、変色・劣化しやすいのです。また歯よりも硬度が低いためすり減りが起きやすく、すり減って段差ができやすいのです。少し難しいのですが、賦形性に優れる反面(操作性がよい)硬化時に収縮する性質があるので歯との境目に隙間ができるリスクがあります。歯と材料の境目に段差や隙間が生じやすく、そこにプラークが溜まって二次カリエスになりやすいのです。保険診療の白い被せ物のCAD/CAM冠も基本的に同じです。

保険診療には材料には制約がある

二次カリエスになりにくい材料を使えばいいじゃないか、と思われることでしょう。ただ最低限の治療を遍く広く行う国民皆保険では、材質が限られます。それは、銀歯やレジン以上の良い材料を使用するだけの財源がどこにもないのです。ですから長期的な耐久性や適合精度に優れた材料を使用するとなると原則自費診療になるのです。

劣化や二次カリエスのリスクがない歯科材料ってありますか?

宇治市 歯医者 gold なかむら歯科医院

結論からいうと、絶対に劣化も二次カリエスも起きない歯科材料は存在しません。なぜなら、先に述べた通り、お口の中は湿気・温度変化・強い噛む力・細菌が常に存在する、非常に過酷な環境だからです。どんなに優れた材料でも、使い方、適合の精度、患者さんの清掃状態によって寿命が左右されます。ただし二次カリエスのリスクの少ない材料はあります。

セラミック(ジルコニアなど)

いわゆるセラミクスです。その特徴は吸水しない 。つまり劣化(錆びない)や変色はしにくいのです。また摩耗や破折に強い(特にジルコニア)です。生体への為害性もありません。ただし強い力が加わると割れることがまれにあります。

ゴールド(金合金)

歴史のある金属で、生体為害性がありません。金箔入りのお酒やソフトクリームがあるくらいですから。金属の中で最も耐食性が高い、つまりほぼサビません。意外でしょうけれど適度な柔らかさで使用していくにつれ、歯にフィットしていくのです。つまり隙間が生じにくいのです。材質的に長期安定性に優れています。ですから二次カリエスが少ない材料です。ただし見た目が金色で審美性に劣ることと、材料費がとても高価なのがデメリットとなります。

リスクゼロの材料は存在しない

セラミックやゴールドは材質の劣化が少なく、二次カリエスのリスクが極めて低い材料です。ただし、材料だけがよくても患者さん自身のセルフケアが行き届かないと二次カリエスの可能性があります。

定期健診していれば大丈夫なのか?

結論から言うと、詰め物や被せ物の中はレントゲンで虫歯の確認はできません。レントゲンである程度確認できる場合もありますが、完全には見えないことの方が多いです。金属やセラミックはX線を通さないため、レントゲン上で真っ白に写ります。その下や内部に虫歯があっても金属に隠れて映らないことが多いのです。そのため、見えるのは材料と歯の境目など間接的なサインに限られます。(詰め物と歯の境目にぴったり重なってしまうと判別が難しい場合もあります。)

定期健診で詰め物や被せ物の中の虫歯をどのようにチェックしているか

このように、詰め物や被せ物の下にできた虫歯(二次カリエス)は、表から見えにくいため診断が難しいですが、いくつかのサインや診断手段があります。アナログですが詰め物や被せ物の境目を必ずチェックします。黒ずみや変色、段差、隙間があるかないかを目でチェックします。また器具で触って引っかかる、ザラザラしていないかを1本づつチェックしています。その前に甘い物や冷たい物でしみるかどうか、詰め物や被せ物のあたりの違和感がなかったかどうか、浮いているような感じがないか、臭いはしないかなどお聞きします。先におっしゃっていただけるとありがたいです。判別が難しい場合はレントゲン写真を撮影します。

実際に外して確認するのは確実ではある

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手立てを尽くしても確定できない時もあります。そのような時は診断として、詰め物や被せ物を外して中を直接見ます。外してみると、レントゲンでは分からなかった虫歯が広がっていることもあります。ただ虫歯がないこともあります。何も無ければよいですが、やり直すだけになってしまいます。でも確実な方法ではあります。

どうせわからないなら行っても意味がないのでは?そんなことはありません!定期健診は重要です。

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レントゲン、境目の色や段差など、外からの小さなサインが完璧に見えるわけではないですが、早期に怪しいと気づけるかどうかが大切です。痛みが出たときには、虫歯がかなり大きく進んでしまっていることが多くて、そうなると神経を取ったり、差し歯や抜歯になってしまうこともあります。当然治療回数も費用もぐっと増えてしまいます。早く気づけば、削る量や費用が少なくて済みます。定期健診で小さなサインを早めに見つけて、予防処置を続けることが一番大切です。また定期健診では、歯石取りやクリーニングも行います。これによって詰め物・被せ物の周りにプラークが溜まりにくくなり、二次カリエスを予防できます。つまり、健診は見つけるためだけでなく、虫歯にならないようにするためでもあるのです。

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