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痛い時だけ行く歯科医院は、かかりつけ歯科医院ではありません。

2026年1月1日

痛いときだけ行くのは、かかりつけ歯科だから?

痛みがあるので診て欲しい

腫れたので診て欲しい

詰め物が取れたので付けて欲しい

このようなことで歯科医院を受診されるのではないでしょうか?その際に連絡される歯科医院はどちらでしょうか?かかりつけの歯医者だから、ということだと思います。では、かかりつけの歯医者はどういう歯医者かというと、定期的な間隔で受診されて、お口の健康状態に変化がないかを確認し、もし変化があれば悪くなる前に手を打ってくれる医院のことです。(家の近くにあるから)痛くなったり、取れたり外れたりした時だけ行く歯科医院のことはかかりつけの歯科医院とは言いません。それはただの近所の歯医者さんです。その場限りの治療だけ受診されている方に、かかりつけだから来ました、とおっしゃっていただいてもピンとこないのが正直なところです。

宇治市 歯医者 swelling なかむら歯科医院

かかりつけ歯科医とは

私の考えるかかりつけとは、あなたのお口の健康を維持するためのパートナーだと思っています。皆さんお口の状態は当然異なります。咬み合わせ、歯並び、顎の大きさ、治療した歯の数と位置、治療材料、習癖、失った歯の数とその位置などなど。歯ブラシが届きにくい場所、歯磨きの仕方や癖、なども違います。ですから、虫歯になりやすいところ、磨きにくい場所、なども人それぞれです。虫歯や歯周病リスクも場所によって高い低いがあります。口腔内のリスク回避をして生涯自分の歯で、不幸にして歯を失っても、今よりもグッと悪くならないようにして最期まで豊かな食生活を送るお手伝いをするのがかかりつけ歯科医だと思っています。それは定期健診を続けていただいた上に成り立つものだとも思っています。

定期的な受診していただいていると、口の中がどうなっているかを想像できる

定期的に受診されている方から偶発的なことが起こったという連絡があった時、お名前だけであそこかな?と推察が付くことがあります。具体的な部位や症状をお聞きできれば電話だけで処置する内容、時間、などを私は瞬時に判断できます。スタッフへの指示も精度高くできます。事前にウィークポイントやリスクを把握できているからです。痛みやトラブルの時だけ治療にお越し方は、その場限りなので拝見してからでないとわからないことがほとんどです。

痛くなったら受診するというスタンスのデメリット

痛みが出た時点で、虫歯や歯周病は中程度~重度に進行していることが多いです。早期なら簡単な処置で済んだものが、神経を取ることになってしまったり、抜歯が必要になったりすることがあります。どの疾患も兆候があってから症状が現れます。当然治療回数、費用も増える傾向があります。歯を失うと、インプラント、入れ歯、ブリッジなどの補綴治療が必要になります。固定式の治療を選択することが出来ないこともあります。そうなると入れ歯の一択です。

詰め物、被せ物が取れた時だけ受診される方

詰め物が取れた、には理由があります。“前も取れたときはまた付けてもらえたから、同じでしょ?痛みもないし。” 行けば元通りになる、と思ってらっしゃると思います。同じ個所が何度も取れるのは何か理由があると思いませんか?取れた=何か問題があるというサインです。接着力が落ちているということは、虫歯、噛み締め、いずれかに問題があるということです。虫歯は当初は無症状で進行します。虫歯があると歯と詰め物との間に隙間が空くので取れます。噛み締めがきついと噛む力によって毎日セメントが少しづつ崩壊して取れます。虫歯があれば虫歯の治療、噛み締めの強い方は咬み締め癖の改善や夜間のマウスピース使用をしなければなりません。根本的な原因があって説明しても、取り合えず付けて欲しいとおっしゃる方も多いです。痛くないから問題ない、健康、と思ってらっしゃるようです。最小限に済ませたいという気持ちはわかりますが、長く歯を持たせることを考えて欲しいと思います。

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この前治療したばっかりだけど、なんで取れるの?どうして痛むの?とおっしゃる方

その場限りの治療を希望される患者さんからよく聞く言葉です。こちらの思うこの前と、患者さんのこの前は大きくズレているように思うことがよくあります。実感として、患者さん側の、この前やってもらった歯は、1年前~5年です。こちらとしては1~2か月がこの前、という感覚です。年を重ねていくと、半年や1年がつい最近と感じられるようになるのでやむを得ないところです。定期的にお越しの方はそうではありませんが、不具合が生じた時だけお越しの方は通院が少ないので1回だけ治療しただけでも、この前治した、として印象に残り、記憶されているようです。数年経っていれば材料の劣化や虫歯の可能性もありますよね?

前と同じにして欲しい、とおっしゃる方

この前は何年かもったから同じようにして欲しい、とおっしゃる方も多くいらっしゃいます。患者さんはご自分の身体に変化がないと思っているようです。数年前と今とでは、お口の中の環境も、歯ぐきの状態も、噛み合わせも少しずつ変わっています。特に歯のすり減りや歯列の変化は必ず変わっています。だから、前と全く同じ条件ではありません。前回長持ちしたのは、様々な条件が良かったからかもしれません。お口の中は日々変わっています。永久的なものはひとつもありません。前は数年もったから今回も同じようにもつはず、と思い込まないようになさってください。治療した何年か前と今の口腔内環境は全然違います。

かかりつけ歯科医で定期的な受診をするメリット

治療の履歴を把握しているので、歯の治療だけでなく、噛み合わせ、歯並び、生活習慣まで口腔の健康管理をサポートできます。痛くならないように支え、それでも起きてしまう事象に対応できることです。自分に合った「かかりつけ歯科医」を選んでください。チェックポイントを挙げるので参考にしてください。

定期検診や予防処置を重視しているか

丁寧にわかりやすく説明してくれるか

話をしっかり聞いてくれるか

記録や経過観察をきちんとしているか

衛生士、スタッフとの連携が取れ、処置や説明が的確かどうか

院内が清潔で、感染対策が徹底されているか

忙しくても定期的に通いやすい場所か

患者本位の提案があるかどうか

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定期健診にいかない理由

痛くなければ行く必要はないと思っている

歯医者は治す場所と思っている

過去に定期通院したが効果を実感できなかった

今は困ってないのにお金を払うのがもったいないと感じる

仕事が忙しくて通う時間がない

介護や子育てで時間に余裕がない

歯科治療への恐怖心・苦手意識がある(例:麻酔、キーンという音、過去の痛い記憶)

歯科医院の雰囲気(におい、音、閉鎖的な空間)が苦手

スタッフとの相性が悪かったことがある

悪いところを指摘されたくない(怒られる、恥ずかしい)

自分の口の中の状態を知るのが怖い

行こうと思っているけど後回しにしている

歯が少なかったり、入れ歯を入れているから今さら予防?

歯周病が進んでいて、治らないなら行っても無駄

自分の歯は弱いから…とあきらめている

歯のケアは自宅の歯みがきだけで十分と思っている

自分は歯が丈夫と思っている

失ってからではもう遅い

通わない理由はいくらでもあります。それでも定期健診を続けていくメリットの方が多いです。歯を失った患者さんからよく聞く言葉に、前から来ていれば良かった、です。歯科大学では1本の経済価値は150万相当と教えているそうです。自分にあったかかりつけの歯科医院を見つけて、最期まで笑ってしっかり食事できるようにお口の健康を保ってください。院長含めたスタッフ、医院のカラーとの相性というのはあります。相性の良くないところにはなかなか通いづらいですよね。“その時だけ”治療に通われている方は是非どちらでもよいので自分に合う、かかりつけ歯科医院を見つけて定期健診をルーティンにしてください。

宇治市 歯医者 care なかむら歯科医院

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