Q1.インプラントは一生もちますか?
A1.はい。ただし条件があります。
3か月毎の定期検診、噛み合わせの調整と予防処置が必須です。
また糖尿病などの消耗性の全身疾患に罹患してしまうとインプラントを支える骨が減ってしまい、歯周病のようにインプラントが抜けてしまうことがあります。
Q2.インプラントはどのくらい長持ちしますか?
A2.しっかりと定期的な管理と正しいセルフケアを行えば、10年以上お使いいただくことができます。
正しいお手入れを続けていれば10年以上はお使いいただけますが、お手入れを怠ると悪くなってしまいます。
長く使っていくためにはご自分の歯と同じように毎日お手入れをすることが必須です。
Q3.インプラント治療を行うのに年齢制限はありますか?
A3.年齢制限は特にありません。
ただし、高齢の場合その他の病気を考慮する必要があるため、歯科医だけではなくかかりつけの内科医との相談が不可欠になります。
Q4.喫煙者でもインプラント治療は可能ですか?
A4.はい。ただし高いリスクを伴います。
喫煙者の方は禁煙してからお勧めします。
喫煙でインプラントを骨に埋めても結合しにくくなったり、身体の抵抗力が下がることで術後の回復が遅くなったりしてしまいます。
またインプラントを支える骨の吸収が早く、早期にインプラントがぐらついてくるリスクがかなり高いです。
Q5.重度の歯周病なのですがインプラント治療は可能ですか?
A5.いいえ。
歯周病を患っている場合、インプラント治療を行っても埋め込んだ土台がなかなか結合せずせっかく埋め込んだインプラントが早期に脱離してしまう可能性が高いです。
インプラント治療をご希望の場合、まずは歯周病治療を行ってください。歯周病がよくなり、埋入できるだけの骨があればインプラント治療が可能になります。
Q6.インプラントにはどんな素材を使用しますか?
A6.チタンを使用します。
チタンは人工関節など歯科だけでなく幅広い医療分野で使用されている生体親和性の非常に高い材料であり、骨となじみを良くするために表面処理が行われています。
Q7.全身麻酔ですか?
A7.いいえ。
歯科治療で用いる局所麻酔です。
治療本数が1~2本であれば、他の歯科治療と同じくらいの麻酔量です。
Q8.インプラントの手術時間はどれくらいですか?痛いですか?
A8.一本のインプラントで、骨の状態に問題がなければ、麻酔してから終わるまで30~45分程度です。
・麻酔を待つ時間
・インプラント埋入
・終わってから確認のCT撮影する時間
・術後の説明など含む
麻酔は局所麻酔で行います。
虫歯と同じくらいの量で行いことが多いです。
Q9.手術後に注意することはありますか?痛みますか?
A9.当日は歯科医師の指示に従って安静にし、食事にも配慮していただく必要があります。
手術後の数日間は痛みや腫れが出ることがあります。麻酔が切れた後、多少痛みはありますが、さほどではありません。当院では歯肉の切開を行わずに処置しますので、身体にかかる負担もかなり少ないと思います。数日は違和感あるくらいです。
一週間くらいはなるべく安静にし、ブラッシングや固い食べ物を避けるなどご配慮をお願いしております。
Q10.費用はどれくらいですか?分割できますか?
A10.はい。
当院では、インプラント埋入、型取り、被せ物装着など、都度ごとに費用をいただくようにしています。
カード払い、デンタルローンにも対応しておりますのでご検討ください。治療費は治療料金表をご覧ください。