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歯並び育ては0歳から始まります。

2023年2月2日

歯並びの土台は授乳の時につくられます。

歯が生えてくるころに赤ちゃんの顎の発育が遅いと、歯の生えるスペースが狭くなりため、ねじれたり、重なって生えてしまいます。そのためまず大切なのが授乳の仕方です。歯が生える前に赤ちゃんがおっぱいを吸う行為が唇や舌を使う筋肉を発達させ、その刺激で顎の骨も発達させます。正しく授乳させることが大切です。正しい授乳が正しい舌や唇の筋肉の使い方を教えることになります。その教えが無いと顎の発達に影響するのです。将来にわたって影響を及ぼすことになるのです。そのコツはなんでしょう。

乳首をしっかり口に含ませて、口全体を使えるようにさせる。

赤ちゃんの目を見て授乳する。

哺乳瓶の場合はその吸入部が劣化すると筋肉を使わず楽に飲めてしまうのでよくないです。

まめに取り換えるようにしましょう。

卒乳は1歳から1歳半が望ましいです。離乳食が始まると糖質を摂ることになりますからむし歯のリスクが高まるからです。

乳歯は3歳頃までに生えそろいます。

生後7~8か月頃になると初めての歯が生えてきます。1歳頃には上4本、下4本の前歯が生え、2歳半から3歳くらいまでに20本の乳歯が生えそろいます。ちなみに大人は親知らずを除くと28本です。2つの歯が1つになった癒合歯も見かけることがあります。その場合は歯の本数は減ります。永久歯も少ないことがあるので永久歯に生え変わる頃にチェックされるとよいです。

乳歯は永久歯に比べてエナメル質と呼ばれる歯の一番外側に当たる部分が軟らかく薄いため、むし歯になりやすいです。痛みも感じにくいため、気づいたときはかなり進行していることもよくあります。乳歯のむし歯を放置しておくと永久歯にも影響を及ぼすこともあります。

歯の生える時期や順番には個人差があります。人と違うからとか、生えるのが遅いとか、気になるかもしれませんが、めちゃめちゃ心配なさらなくてよいです。心配な場合は診せていただきますからご遠慮なく受診されてください。

3歳までに習慣つけるのがとても大切です。

むし歯はミュータンス菌によって引き起こされることをご存じの方はおられると思います。胎児期の羊水の中には細菌はいません。産道を通ってくるとき、あるいは生まれてから感染するのです。ミュータンス菌の多くは母親の口の中から入ってくることがわかっています。ぜひとも出産前にお母さんのむし歯をゼロにしておくことをお勧めします。少しでも感染のリスクを減らしておくのも親の務めではないでしょうか。

赤ちゃんの口にキスしたり、大人が口に入れたスプーンやフォークを赤ちゃんの口に入れる、(フーフーと冷ますのもできれば)など出来る限り避けるとよいでしょう。

仕上げ磨きは絶対しましょう!

下の前歯が生えてきたら保護者による仕上げ磨きのスタートです。まずはガーゼを指に巻き、ぬるま湯に浸してから赤ちゃんの歯をやさしくぬぐいます。上の前歯が生えてきたら歯ブラシを使って磨いてみましょう。特に上の前歯はむし歯になりやすいので歯と歯の間、歯と歯茎の境目を丁寧にみがきましょう。歯ブラシはヘッドと呼ばれる頭の部分が小さいものを選んでください。子供のあごに手で支えてください。歯ブラシは鉛筆を持つようにして歯ブラシの毛先を歯に対して垂直に当て、軽い力で横に小刻みに動かしてください。上唇の裏側にある歯茎の筋に歯ブラシが当たると痛いので人差し指でガードしてあげてください。嫌がられるとその後苦労しますから。

一旦習慣づけるとあとが楽です。ここが勝負ところと頑張ってください。奥歯が生えてきたら溝に汚れが溜まりやすくむし歯になりやすいので念入りに仕上げ磨きをしてあげてください。

歯が生えはじめたら歯医者さんデビュー

まずは歯医者さんに慣れましょう。初めのうちは歯医者さんは怖くないことを印象づけましょう。定期健診で行くところ、というイメージを持つように。ですから、いきなり治療台に座るとかでなく、お母さんの定期健診に一緒に来ていただくだけでよいです。横で見てもらってるだけでよいです。雰囲気に慣れてもらいましょう。3歳になったら自分で磨く習慣づけができていれば最高です。幼児用の歯ブラシを使い自分で磨く練習を始めましょう。全体をまんべんなく磨けているようだったらほめてあげてください。最初はきちんとできなくてもよいです。自分で歯ブラシすることを褒めてあげてください。仕上げ磨きは必ず行ってもらうのですから。グチュグチュペッができるようになったら、フッ素配合の歯磨剤を使うとむし歯予防になります。無理に使わなくてよいです。

3歳から噛む力をつける食事を

近年子供にも生活習慣病が増えていますが、よく噛んで食べることで生活習慣病の危険因子である肥満を防ぐことができます。噛む回数が増える食材を選びましょう。肉や食物繊維の多い食材(ごぼう、生キャベツ、きのこ、海藻)など歯ごたえがあり、よく噛まなければ食べられない食材を選びましょう。

薄味を心掛けましょう。料理の味が濃いとあまり噛まずに飲み込んでしまいます。噛む力をつけ素材の味を感じられる舌に育てるためにも薄味を心掛けてください。

食材は一口サイズよりも大きめにすると食べる力が鍛えられます。かぶりつくような大きさがおすすめです。煮込み過ぎると軟らかくなりますからそれもあまりよくありません。

食事中に水などの飲み物があるとよく噛まずに流し込んでしまいます。よく噛んで唾液を出して食べる習慣をつけるようにしてください。

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