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口臭はみんなあります

2022年12月15日

口臭を気にされて来院されることがあります。口臭の原因には何があるでしょうか。

生理的な口臭があります

問題の無い口臭があります。それは生理的口臭といわれるものです。
それは誰にでもあるものです。
起床時の口臭
空腹時の口臭
口腔内の乾燥時の口臭
ニンニク臭、ネギ臭、アルコール臭などの呼気臭
などはいわゆる口臭に含まれません。ですからそれは気にしなくてよいものです。
あと思春期性の口臭もあります。
日中は唾液の分泌が盛んなのですが、就寝中は唾液の分泌がありません。そのため細菌が繁殖し口臭の原因となる物質が産生されます。そういうこともありますから就寝前の念入りな歯ブラシは口臭だけでなく、歯周病、虫歯の予防の観点からも大切なのです。
ですから朝の歯ブラシ、水分摂取で口臭は収まります。
口呼吸の習慣があるとそれで口臭も起こります。癖や習慣、歯並び、鼻炎などでも口呼吸になりがちです。お子さんの口は開いていませんか。思春期性の口臭は口呼吸するのを止め、歯ブラシをしっかり習慣づけて歯垢を落とすことで対処できると思います。
ストレスによってでも口が乾燥して、その乾燥が原因で口臭が発生することもあります。
仕事などが原因であるとそれをすべて取り除くことはできないでしょうから、口の中を潤すように水分補給に努めるなどで対応していただくほかにはないです。

思い込んでいませんか

人に言われたわけではないのに自分で口臭と思い込んでいることがあります。おそらくどなたかに過去に言われたことがあったのだろうと思われます。それがどこか頭の片隅に残っていて、気にし続けているのだろうと思います。診療中にお口の近くに顔を近づけても臭いはしません。
それでも気になる場合には呼気を測定して口臭の原因とされる3大物質、硫化水素、メチルメルカブタン、ジメチルメルサルファイドを測定できる機器がありますからそれを常置している施設で測定、検査していただき確認していただければと思います。そうすることで自信を取り戻せるのではないでしょうか。

歯垢の除去できていない状態

いわゆる歯周病の方は上手く歯垢が除去できず、歯に歯垢がべったりと付着しその状態が続くと歯垢のにおいが口臭の原因になります。この場合は歯垢独特のにおいがします。
歯ブラシだけでなく、補助的清掃具フロスや歯間ブラシなども用いて歯垢の除去に努めれば口臭は減少していきます。今までしていない習慣を取り入れるのですから難しくはありますが、口臭と歯周病の予防をすることになりますから、気長に地道に続けていきましょう。
家族の方も長い目で見てあげてください。
それとともに舌の上の清掃も週に一度くらいはしてください。専用の舌ブラシもありますから是非用いてみてください。

内臓の病気

口は鼻、食道、胃とつながっています。歯の治療をしても口臭が治らない場合には他の臓器に原因があるかもしれません。
糖尿病
尿毒症
肝硬変、肝癌
などが代表的な疾患です。そのような場合には内科受診していただき、検査するのもよいと考えます。

宇治市 歯医者 舌ブラシ なかむら歯科医院 宇治市 歯医者 舌ブラシ2 なかむら歯科医院

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