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親知らずが生えてきた!

2022年12月1日

親知らずが生えてきたので見て欲しい、というご予約をお受けすることがあります。

以前よりお越しになっていて、年齢を考えるとまだ親知らずではないと思うことがあります。小学生高学年、中学生くらいであれば親知らずの一本手前、第二大臼歯が生えてきている可能性があります。生えてくるときの状態は親知らずも、第二大臼歯もそう変わりませんから、診察させていただいて処置、投薬させていただきます。

成人して、しばらく経ってから生えてくることもあります。

多くの場合若年期が萌出しようとする力がありますから、その時期を過ぎると生えてこないことが多いのですが、50近くになって生えてくる方もいます。これは噛む面に垂直方向に歯が向いている場合であって、横や斜めに生えている方は、手前の第二大臼歯に親知らずの一部がぶつかるので、それ以上生えることがありません。親知らずの一部だけが口腔内に見えている場合、歯ぐきが腫れやすい状態になっています。

歯ぐきの腫れが何度も繰り返す場合には抜歯した方がよいでしょう。

斜めに生えていたり、真横を向いている場合は神経との兼ね合いがあって口腔外科で抜歯していただく方がよいことが多いです。通常は年齢が高くなると歯と骨が癒着していくことが多いので難抜歯になることが多いのですが、50を過ぎても真っすぐ生えていて、それも少しづつ生えてきているということであれば抜歯するのも意外と困難でないかもしれません。ただしそれは上あごであって、下あごは難しいと思います。下あごは上あごに比べて骨が硬く、通常の抜歯でも下あごの方が抜きにくいのです。噛み合わせに参加していないのであれば抜歯をお勧めします。親知らずが生えない人もいます。

親知らずが生まれつき全く無い人は100人のうち5人程度です。

周囲に親知らずが生えていない人がもっといるように感じている方がほとんどだと思います。実は親知らずがあるのに、噛める位置まで生えない人がたくさんいます。先程も少し記載しましたが、生える方向や位置が少しでもずれると、骨の中や歯ぐきの中で止まってしまうことが多いからです。歯科医院でエックス線写真を撮ると、実は親知らずがありました、知らなかった、という方がいらっしゃるのではないでしょうか。中には生えていないのに親知らずが痛くなって、抜いた方がよいと言われた方もおられると思います。見た目だけでは親知らずがあるかないかはわかりません。私の親知らずはどうなっているんだろう、抜かなくても大丈夫かな、と思われた方はご相談ください。

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