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咬み合わせの異常はむし歯より恐ろしい

2022年1月16日

咬み合わせが悪いと歯が長持ちしません。咬み合わせが悪いと歯茎にダメージを与えるためです。

噛んだ時に早く当たる歯がある
歯が浮く感じがする
噛んだ時に痛みや不快感がある
歯がしみる
歯にものがよくつまる
歯茎から出血がある

などの項目に1つでも当てはまる方は咬み合わせがよくないことで症状がでている可能性があります。

歯の神経を取って金属の被せ物がしてあると、金属と天然歯の硬さの違いで摩耗程度が異なり噛む力が集中して何となくむず痒いとか歯が痛痒いという症状がでることもあります。

ある歯だけに強い力が慢性的にかかり続けると、その歯の周りの骨を溶かしていき、しみるようになったり歯が揺れてきたり、揺れることで歯と歯の間が空くのでものがよく詰まるようになります。

また部分的に強い力が加わってくると歯茎が充血します。充血した歯茎は歯磨きなどのちょっとした刺激で出血したります。
これを放置すると歯茎が腫れるようになり将来歯を失う原因になることもあります。

きれいな歯並びの方でも歯茎のダメージが起こる可能性は充分に考えられます。
歯茎のダメージは噛む力の大きさと分布に関係しています。
前歯の咬み合わせをみるとある程度ダメージの起こりやすい歯茎の部位が類推できます。

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