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矯正治療すると頭が冴えてくる!?

2024年2月29日

不正咬合は胎児の時期から

不正咬合の原因として口呼吸は最も影響力のある一つであり、多くは3歳から14歳の間に生じています。このことに関して、舌や唇を上手く機能をさせることを覚える哺乳という行為が上手く行われていないことが原因であると何回か当コラムで記してきました。その後の離乳食開始の時期、方法が適切に行われなくても同じく口呼吸の大きな原因になっています。最近ではお腹の中で顎を上げている姿勢が、哺乳トラブルや生まれたときからの口ポカンの原因と言われ始めています。

鼻が悪いから口呼吸するのです

もちろん、それも大きな原因です。鼻が曲がっていて通り道が狭かったり、気道感染を起こして鼻粘膜や扁桃腺が腫れて呼吸しづらくなるので口呼吸するようになる。呼吸することは生きることに直結します。食事を抜いても生死に直結しませんが呼吸が2~3分も止まれば生きてられなくなります。呼吸器、すなわち鼻、咽頭、喉頭、気管支、肺に関して良くないことがあればそちらの治療を優先しなければなりません。

鼻が悪いと

鼻が悪いと鼻呼吸が少なくなります。その分口呼吸するようになります。口呼吸すると顎を突き出すように猫背になっていきます。母乳を飲む時、口では呼吸できませんから鼻で呼吸します。飲みながら鼻呼吸と唇や舌の使い方を訓練しています。このような鼻、唇、舌の適切な訓練ができていないと口呼吸することを優先してしまいます。口呼吸すると舌の位置が下に落ちます。通常、舌はぺったり上顎に付きます。舌の先は前歯の歯と歯茎の境目にきます。舌が上あごにぴったり付いていると上あごを前方と側方に押すような力をかけることになります。その力が上あごを成長させる推進力になります。広がりすぎることはありません。それは哺乳で鍛えた唇やほっぺたの筋肉が内側方向に押すからです。内側からと外側からの力の均衡のとれたところに骨は成長し、そこに歯が並ぶのです。

上顎が小さいのは口呼吸のせい

鼻呼吸ができていないと上あごが成長できないので歯が全て並ぶスペースが出来ないので歯並びが悪くなります。八重歯が典型的な例です。唇の力が足らないと抑えが効かなくて前歯が前に出ます。出っ歯です。下顎は上顎の成長が終わってもしばらく成長は続くのですが上あごに合わせた成長になります。上あごが成長しないと、上あごにストップをかけられますから前に成長できません。そうすると奥に引っ込んだままになります。出っ歯や口を閉じた時に前歯が噛まない開咬という状態をつくりだしてしまいます。このように口呼吸(鼻が悪い)が不正咬合の原因となっているのです。ですから歯並びの治療をする前に鼻が悪かったかをお聞きしますし、鼻の治療が優先されます。

鼻呼吸が脳を活性化させる。

脳が働いている時、脳は約20Wの熱を産生しています。車もそうですが走り続けるためにはエンジンを冷やさないとエンジンは壊れますよね。脳も同じです。冷やさないといけません。脳の温度が40,5°を超えると脳の機能障害を起こします。どうやって脳を冷やしているかというと、頸動脈から送られてくる毎分5Lの血流で放熱しています。水冷ですよね。もう一つ冷やす方法があります。鼻を通ってくる外気です。顔の断面像を見ると、鼻と脳が近接していることがよくわかると思います。大脳の前頭葉と鼻粘膜の距離はわずか数ミリしかありません。鼻は脳の生理機能を保持する上で様々な役割を担っていますがその際たるものが脳温度の調節かと思います。

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鼻呼吸がないと

血流からの水冷だけだといけません。なぜなら血流による冷却は高温には脆弱だからです。このため、鳥類や哺乳類では、激しい運動などによる高体温時の脳保護システムとして、体温とは独立して脳を冷却する選択的脳冷却機構(selective brain cooling; SBC)を備えており、ヒトのSBCには、頭蓋骨に開口した導出孔から頭蓋内の静脈網へと流入する導出静脈の血流増加と分時換気量の増加が寄与します。

SBC

SBCが有効に作動するには、頭蓋内に流入する静脈血が、頭部の汗の蒸散と上気道粘膜での水の蒸発によって十分冷却される必要があります。ヒトは運動などで高体温になると、分時換気量が著しく増加します。これは必要代謝量の増加に対する反応ですが、同時に鼻粘膜での冷却システムもフル稼働します。鼻粘膜の血流が増加して蒸散が促進され、鼻漏によっても粘膜への水分が供給されます。また、鼻粘膜と脳の前頭葉の距離が接近しているため、静脈血だけでなく、鼻腔と脳の直接的な熱交換によって脳が冷却される可能性も高いでしょう。
しかし、鼻閉により口呼吸となっている場合は、水の蒸散が十分にできないため、SBCにおいて効率的な静脈血の冷却が難しくなると考えられます。ヒトでは、口呼吸をすると鼻呼吸に比べて鼓膜温の上昇が大きくなることも示されています。つまり、SBCを有効に機能させるためには、頭部からの発汗促進とスムーズな鼻呼吸を実現することが重要になります。鼻閉を含む鼻炎治療は、高体温時に脳温を下げ、安全にスポーツを楽しむことや熱中症予防の一助になるのです。

舌足らず

舌足らずなしゃべり方をされる方は舌を前に大きく出せないか、出せても少しです。これは舌の下にある舌小帯と呼ばれる筋が舌の先までつながっていることが原因です。そのことで舌の動きが制限されてしまうのです。前に出ないのもそうですが、上にも上がりません。先ほど記載したように上あごに舌が付きませんから上あごの成長を抑制することになってしまいます。ハート舌ともいいます。お子さんがいらしたら舌が大きく前に出せるか、右左に振れるか、舌先を鼻や顎先に付けるようにさせてみて、しっかり舌が伸びるかどうか確認してみてください。出来るものなら早期のうちに舌小帯の処置をするのが望ましいです。今では口腔外科で全身麻酔下行われるのが一般的です。

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低位舌

不正咬合の根本原因には鼻閉や舌小帯異常があげられますが、その代償として低位舌が起きます。いままでの記載では舌が下がるとしてきました。この低位舌が疑われるサインとして

歯ぎしり

骨隆起

姿勢が悪い

発音や顎関節の問題

いびき

があります。

これらのことと低位舌の関係ですが、下顎は上顎よりも後に成長を終えます。基本的には上顎が先に大きくなるので見かけ上出っ歯になって、後から下顎が追いついて前に出てきます。それで普通の噛み合わせになるのですが、下顎を前に押し出す推進力になるのが舌なのです。その舌が低位にあると推進力になりません。推進力がないということは出っ歯のままになるということです。

出っ歯と言っても

上顎が前に出ている(下が正常)のと、下が引っ込んでいる(上が正常)、出っ歯と言ってもこの2種類があります。低位舌の場合は下が前に出ていない、成長しきれない出っ歯のことがほとんどです。ですから頭蓋に対して上が前か下が後ろかを見なければなりません。

下が後ろのままだと先ほどの症状が出ます。

低位舌は気道を狭くします。寝ていていびきをかくのはそのせいです。気道を確保し呼吸するため顎を前に出したいので歯ぎしりが起こります。猫背にすることで気道を大きくしたいのです。下顎が後ろにあると顎関節の後ろを通る神経や血管を圧迫することが多いので関節の不調をきたしやすいのです。発音は舌が十分動き切れていないから悪くなります。

下顎を前に出して出っ歯を治す

下顎が前方に適応できない、あるいは後退したままで成長を終えるものが多いので、出っ歯だからといって歯を抜かずに顎を前方に取らせて治療していくことが治療の基本になります。歯を抜くことなく出っ歯が治す方向で治療していきます。

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