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2024年12月29日(日)〜2025年1月5日(日)は休診になります。
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光を使った歯科診療が増えています。

2023年10月26日

当院では3か月から半年くらいの周期での歯科検診をおすすめしています。歯科検診にお越しいただくことでお口の健康状態を維持していただきたいと考えているからです。私の考えるお口の健康は

虫歯がない状態

歯周病がない、あるいはあっても適切なブラッシングができていてプラークコントロールができている状態

歯ぐきに炎症のない状態

歯ぎしりや噛みしめがない、あるいはあってもマウスピースなどで歯に負担がかからないようにされている状態

歯ぐき、舌、上あご、頬の内側などの粘膜に問題のない状態

顎がカクカク鳴らない、口の開け閉めに痛みのない状態

がそれぞれキープされているとお口は健康だと言えます。

検診期間

検診に来ていただく間隔は人により異なります。遺伝的な傾向、例えば虫歯や歯周病になりやすい家系があります。虫歯や歯周病は細菌感染により引き起こされます。口腔内には多種多様な細菌が存在しています。口腔内にいる菌を絶えずいる菌を口腔常在菌と言います。すべてがすべて悪い菌ではなくて有益な細菌もあります。すべての常在菌を例えばいわゆる抗生物質を用いて死滅させても、口から食事などする以上、色々な物質が入ってきて、そこに付着している菌が住み着いてしまいます。(長期の入院で長く抗生剤を服用していると、その影響でまれに無菌化されてしまうこともあります。)ですから完全に口腔内を無菌化することは不可能です。

プラークコントロール

身体にとって良い菌、悪い菌ありますが、できるだけ悪い菌の活動を抑えるようにしていかないといけません。細菌の活動はそれ単独では成り立ちません。栄養源が必要です。その栄養源になるのが歯垢です。ちょっと語呂はよくないですが、歯糞です。一般的には食べかすです。細菌の栄養源となる食べかすを、歯ブラシを上手に使い極力除去することが虫歯や歯周病の予防になります。みんながみんな同じ細菌ではなく、人によって異なります。虫歯になりやすいが歯周病にはなりにくいとか、その逆もありますし、またその両方もあります。もちろんその両方なりにくい方もいらっしゃいます。母体の中では細菌感染はしていませんが、産道を通って産まれてくるときに常在菌が感染すると言われています。母から子へ移るのです。それだけでなく親や祖父母がつかっているお箸などで子供に食事を与える光景があります。そういったことでも感染すると言われています。

無菌化

先ほども述べたように口腔内の細菌を無菌化することはほぼ不可能です。ですからその栄養源である歯垢のコントロール除去することがとても大切なのです。歯垢が固まり歯石になります。歯石は表面が粗造で歯垢が付着しやすいので、これも除去する必要があります。歯石は硬くて歯ブラシでは落とせませんので歯科医院で除去します。家ではプラークコントロール、診療所では歯石除去することで歯周病をコントロールしていきます。

歯周病

歯周病はお越しいただいた時に、歯の揺れ、歯周ポケット、歯茎の炎症などを拝見します。

噛んだ時の痛みや歯の揺れから必要ならレントゲンやCTを撮影することもあります。歯周病の治療は難しいです。歯周病単独が原因であれば基本的に歯垢、歯石の除去がその治療になります。歯周ポケットの奥深いところにある歯石の除去が難しければ、麻酔をして奥深いところにある歯石を除去するために歯茎を切開し見えやすい状況にします。いわゆる歯周外科手術をします。歯石の除去とプラークコントロールで歯周病はよくなります。

タバコと歯ぎしり

ただしたばこを呑んでいる方はその影響で歯茎の毛細血管が狭小化していて、治りが悪いです。また歯周病と歯ぎしり、噛みしめの両方が原因だと歯周病治療だけではよくなりません。噛みしめのコントロール、具体的には夜間のマウスピースの使用とともに継続してプラークコントロール、定期的な歯石除去、日中の噛みしめしない自己暗示が必要です。

虫歯のチェック

虫歯のチェック方法は色々できるようになっています。一つはお察しの通りレントゲンです。怪しいかなと思われるところ、明らかな虫歯でも深さを知るためにレントゲン撮影します。レントゲンでは硬いところは白く、柔らかいところは黒く映ります。虫歯や歯の神経は黒く映ります。金属は白く、セラミックはその種類により白かったり黒かったりします。

宇宙

局部的なレントゲン写真は、外を歩いている時に宇宙から降ってくる宇宙放射線よりも低量ですのでご安心ください。ちなみに全体的なレントゲン、CTでも飛行機に搭乗しているときに被ばくしている量とさほど変わりません。かといってお見えになるたびにレントゲンを撮影するわけにもいきません。

五感

視診、触診、など五感を総動員して虫歯は無いか私はチェックしています。その上で必要と思えば必要なところだけレントゲン撮影するようにしています。ただレントゲン撮影も弱点があり、先ほど述べた金属など白く映るところの中などは虫歯かどうかわかりません。当院での治療履歴があるところなら以前にどのような状態だったかを把握できているので判断材料が増えます。ここは経験にものをいわせて診察しています。

新しい器材

従来はレントゲンと術者の経験で虫歯のチェックをしていたのですが、当院では2つの光学機器を必要に応じて使用するようにしています。

ダイアグノデントペン

光学式う蝕検出装置です。レーザー光で虫歯の状態を数値で示すものです。655nmの低出力のレーザー光を歯の溝や歯と歯の間に照射します。もし虫歯があればそこに含まれる代謝産物、ポルフィリンというのですがそれがレーザーに蛍光反射するのでそれを読み取り数値化するものです。痛みもありませんし、子供や妊婦さんにも用います。当然麻酔もしません。音が鳴るくらいです。測定された数値で虫歯の進行状態を判断します。角度を変えたり数回測定して平均値を取ります。その結果から必要ないか、経過観察すべきか、治療を行うかなど判断します。私はそれに加えその方のプラークコントロールの良し悪し、今までの虫歯の治療履歴などを加味して治療か経過観察かを判断しています。虫歯になりやすい方は検診期間を短くしたりして、様子をみることもあります。

宇治市 歯医者 ダイアグノデントペン なかむら歯科医院

口腔内スキャナー

マウスピース矯正の診断、治療、インプラント治療、補綴治療に用いる口腔内スキャナー、連続して口腔内を小さなカメラで撮影し立体画像を組み立てるのですが、その装置にう蝕検知機能がついています。簡単に言えばフラッシュを焚いて口腔内を撮影するのですが、撮影した陰影を読み取ります。虫歯のところは明らかに周囲と違って白く映ります。レントゲンと違い被ばくしませんから患者さんにとって朗報です。ただし保険診療で虫歯を見つけるためにレントゲンの代わりに使用することは認められていません。またどの種類の口腔内スキャナーに備わった機能ではありません。幸い当院に導入している口腔内スキャナーにはその機能が備わっています。インプラント治療、矯正治療を行う際、前処置として虫歯がないかどうか、再度チェックのために用いています。どちらの治療も事前に通常のレントゲンによる診断をしていますので再チェックするという使い方です。

宇治市 歯医者 itero5D なかむら歯科医院

妊婦さん

スキャン撮影はレントゲンではありませんから妊婦さんの検診で虫歯のチェックに本当は使いたいのですけれど。保険診療外になりますが、ご興味があればお声掛けください。その場で3Dの自分自身の口腔内が画面上に出てきます!

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