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鳥が生まれて初めて見たものは親と認識する

2023年5月25日

テレビなどで見たことはありませんか。親鳥でなく人間が卵から孵化させ、世話をすると人間を親鳥と思い込んで後ろをついて回るというシーンです。他の動物でも似たようなことがあります。これをインプリンティングと言います。

アメリカ人でノーベル生理医学賞を受賞した科学者のした実験です。生まれたての猫の目を片方だけ2週間縫合して両目を見えるようにしたところ縫合した目の視力が失われたそうです。脳が少しでも脳の負担を軽くするためにそこに割くパワーは必要ないと判断するのです。

人間は生理的に早産で産まれます。そして様々な環境に適応するため外部からの刺激を受けて多様に変化しようとします。つまり脳や体が最も成長するのです。この成長著しい期間のことを感受性期(臨界期)といいます。人間では0~9歳になります。

短期間で覚えたことが一生涯にわたり持続します。

頭位は産まれたばかりで33㎝、1歳で45㎝、3歳で49㎝、6歳で50㎝、成人男子56㎝、成人女子54㎝ 3歳で成人の9割が完成しています。脳頭蓋、顔面頭蓋はどこよりも成長が早いのです。

視力は0~2歳、絶対音感や運動能力は0~4歳で完成されるそうです。それ以降ではどんなに頑張っても身に付きません。

感受性期は脳や身体が最も成長する期間で、一生に一度しかありません。

フィギュアスケートの羽生結弦選手は自転車に乗れないそうです。自転車に乗る訓練を小さいときにしていなかったのでしょう。まだ若いから練習すれば乗れるようになるかもしれませんが、道のりは長くなりそうです。

では口の感受性期はいつでしょうか。

口は顔面頭蓋にありますから、3歳までなのです。6歳ではもう決まっていて12歳になっても変わりません。口はこの時期に何を覚えるのでしょうか。

一口量は一口大とは違う

産まれたばかりの赤ちゃんの口は何をしているでしょうか。生きていくために哺乳が必要です。母親の乳首から栄養を取らなければなりません。どうにかこうにかしなければ生きていけませんから必死です。母乳を得るために必死に口を動かし唇と舌を使います。噛むように哺乳しています。吸った母乳を胃に送り込む嚥下の仕方も覚えます。

吸っている時にも息はしなければなりませんから鼻呼吸も覚えます。舌を上あごにひっつけないと鼻呼吸できません。そうするための筋肉、骨格になっていきます。

母乳の出が悪いこともあると思うのですが、柔らかい哺乳瓶の乳首では簡単に哺乳できるので、これらの機能を獲得するための訓練が不十分となり、口の機能が不完全なまま一生を過ごすことになるのです。ですから哺乳瓶を使わないといけない場合にはちゃんと噛まないと出てこない、かむ筋力が必要な乳首が必要です。

哺乳期は栄養を摂るだけの時期ではありません。食べるための機能、鼻呼吸する機能を獲得しているのです。

WHOやユニセフでは2歳までの母乳育児を推奨しています。

江戸時代6~7歳まで哺乳していた、なんて文献もあります。哺乳を早く打ち切る必要はないようです。半年経ったから早く離乳食にしなくてはならない、なんてことはありません。

ではいつまで?

発達には順序がある。獲得した機能を足掛かりにして次の発達をしていきます。飛ばしたり、早くしてはいけません。食べる機能は十分に哺乳機能が完成してからです。不十分な哺乳は舌の機能不全、狭くて小さな口になったり、常に口がぽかんと開いていたり、鼻腔を狭くしたりします。

鼻に影響する

哺乳期に舌を上あごに押し当てる刺激が少ないと鼻腔が大きくなりません。噛む力がないと上顎に刺激がないので成長しません。嚥下するときの飲み込む舌圧が足らないなどの感受性期における口腔への負荷が足らないと鼻腔や上顎の成長にまで影響が及びます。

歯並びが悪くなる、年を取ってからの誤嚥、扁桃腺の肥大、免疫力の低下など一生の問題の原因が哺乳期にあるのです。

宇治市 歯医者 mother milk なかむら歯科医院

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